日英の差が開いていく不安!【英語の発話に伸び悩む・前編】

息子、2歳0ヶ月
日本語は1歳9ヶ月で3語文を話し、順調に伸びていた一方で、英語の発語は単語のみ。
ここまで順調だと思っていたので、二言語の力の差が離れていくこと、そして英語の大きな伸びが感じられないことに焦る気持ちが生まれていました。

この時は、この先のおうち英語がどうなるのか不安な気持ちでいましたが、いま思えば0歳から始めてきたおうち英語の歩みを一回振り返り、一歩進化させるいいきっかけになったのかもしれません。
悶々と考えた結果を、2歳0〜2ヶ月の取り組みにうまく反映できたように思います。

目次

本当に不安になるべき状況なのかな?

日本語とどんどん差が離れていくのが不安。。
英語の伸びが目に見えない。。
最初は数ヶ月差程度の差だったので、どこかで英語も同じ割合で伸びていってくれるのではと期待してしまったのかもしれません。
夫や母にもやもやを聞いてもらうと、視野が狭くなってわからなくなっていたことがたくさん見えてきました。

新たな気づき
  1. 成長:発話に現れていなくても、英語の理解度は上がっている。
  2. 現実:インプット量の差は10倍。同じスピードでの伸びを期待するのは無理がある
  3. 目標:早く英語で話すことはゴールではない。

①発話に繋がっていないだけで、理解している単語は増えているのでは

これはとっても衝撃を受けた指摘でした。
通じることが増えたり、心当たりはあります。
理解していることのメモを取るのをさぼっていたので成長が可視化されてないのかもしれません。

成長が目に見えなくて不安になるくらいなら、細かく記録しておけばよかったです!

②日英のインプット量の差は10倍!

日本語環境で育っているので、当然ながら日本語と英語のインプット量の差は大きいです
英語にふれる時間は1日せいぜい1時間とすると、日本語の1/10程度。
かけている時間が10倍違うと思うと、同じスピードで伸びてほしいと思う方が無理があるというのがしっくり!

日本語もインプットがたまって自然に2語、3語文になったのだから、英語も時期が来るのを待つしかないと覚悟ができました。

③目指していることは「早くから文で話すこと」じゃない

我が家の幼児期のおうち英語でどこを目指しているのか改めて考えてみると、
英語を早くからたくさん話すことは、(もちろんできたら素敵だけど)目指すところではありません。
両言語母国語レベルのバイリンガルも目指していません。

母語(日本語)を確立させながら、英語に自然に慣れ親しんでもらうこと

これが一番やりたかったこと。
そう考えると、日本語は順調と言ってよくて、セミリンガルの心配も杞憂に終わりそう。
英語も好きでいてくれて、日英の区別もついているし、実は当初のイメージからいくとかなりいい感じなのかも。

振り返ると、私が勝手に期待を膨らませすぎてしょんぼりしてただけでしたが喜ばしいことばかり。
いいぞいいぞ息子くん。
私もちょっと元気でてきたぞ。

次の一手。子どもから英語に触れたくなる環境をつくる

さぁ、次なるステップのための作戦会議です。

先日読んだ本に、「能動的に行動する方が、脳が強く活性化する」というお話がありました。

以前、ネズミの脳を研究していて気づいたことがありました。ネズミのひげにものが触れたときの脳の活動を測ると、同じものに触れる場合でも、自ら積極的に触りに行ったとき(active touch)は、他者によって触れさせられたとき(passive touch)に比べ、10倍くらい強い脳反応を引き起こすのです。

池谷裕二「パパは脳研究者」

これを踏まえ、2歳でのおうち英語のベースとなる考え方は、

息子が、自分から英語に触れたくなるような環境づくり

ちょうど日本語の本やブロック、おままごとに夢中な時期なので、色々と工夫が必要そうです。

また、言葉を使うことでより定着しやすくなるのではという期待をこめて、アウトプットを促す施策も考えたい。
私が英語の発達のようすを感じてモチベーション維持をしたいという煩悩もございます。。


さて、方針が決まったところで、2歳から実際にやった具体的な取り組み、そしてその結果については後編に書きますね!

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この記事を書いた人

おうち英語、絵本、育児について、徒然なるままに。
2歳の息子と、おおらかな夫と暮らしている外資IT系WMです。都内在住。
子育てをしながら、自分自身も成長していけたらなと思っています。

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